この度、90㎝プレコ水槽の濾過器を外部式から上部式に替えました。
今この水槽には以下のプレコが生息。
- スカーレットトリムプレコ 20㎝強が2匹
- オレンジフィンレオパードトリムプレコ20㎝弱
- スーパーブラックドラゴンスター 20㎝中 10年
- キングロイヤル
- タイガープレコ
- オトシンクルス 3年目
- キチガイグラミー 5年目
今までエーハイム2273をメイン濾過器として使用していた。
外部式を使い続けてきた理由は、強い水流とデュフェーザーが欲しかったから。
あと音が凄く静かなところ。
ただ、この水槽には水流サーキュレータNEWA5900を入れている。
故に外部で無理して水流を強めなくてもいい。
また、エアストーンも入れているので、デュフェーザー付き外部でなくてもをいい。
まあ、私は溶存酸素量を高く保つことがプレコ飼育の鉄則とも考えている。
なので外部にはデュフェーザーを付けている。
結局は、上記システムで2年間は何だかんだで水も透き通っているし、特に濾過不足はなかった。
ただ、最近は餌多めで20cmオーバーに成長したプレコ4匹が爆食いする環境だ。
そういうワケで糞の量も増えたし水が臭くなるときもある。
まあ、何よりもメンテナンス性が悪い外部は以前からどうにかしなければいけないと思っていた。
ぷぅ工房上部フィルターを知る
2年前、国内で有名なプレコ愛好家の方のブログで「俺のフィルター~岡山の鬼才「ぷぅ工房」~」という記事を拝見した。
その記事内容から、ぷぅ工房という上部フィルター製作職人を知った。
その後、ぷぅ工房には何度かアプローチをした。
ただ、多忙な人なので連絡が中々取れなく、そのうち私が病になって療養→依頼中止。
その後、2年の闘病生活を得て病状がよくなり、再び上部式フィルターを発注した次第である。
インスタで連絡を取った
良心的な価格にしてフォローまでしてくれたのでインスタで注文を決定した。
だが、アカウントが怪しくメルカリとヤフオクを使って本人証明を頼んだ。
インスタのアカウントを調べたら「このアカウントは過去に一度名前を変えています」というメッセージが出たときは流行りの成り済ましかと思ったのが理由だ。
昨今はインスタ詐欺が多いしね。
まあ、結局アカウントは本物で疑った謝罪を入れ代金を支払った。
快く引き受けてくれ、迅速に製作いただいて無事に受け取った。
ちなみにこれが私のインスタアカウント
ぷぅ工房90㎝上部フィルター
3面ブラックで高さ250mmの3層濾過にしてもらいました。
ウールボックスも高さが130mmと低く作ってもらった。
最初レイシーの315Vにしようと思ったけど、上部稼働のまま水替えの時に水位を減らせないので水中ポンプ仕様でお願いした。
納品後、レイシーのRSD-20Aという水陸ポンプを水中ポンプとして使って慣らした。
然し、振動が気になったので買い替えを検討することに。
OCTOのDCポンプを買う
候補としてRio1100やNEWA JETとかでも良かったのだが、今の時代にACポンプは古い。
淡水魚飼育の新時代はACポンプじゃなくDCポンプだ。
悩んだ末、最新機器のDCポンプの中でも保証が長くて実績のあるOCTO製 VarioS2を購入した。
このメーカーは拘った原材料のみをして製造を自社で行い、品質を極限まで高くしている。
海水の世界では循環ポンプはRed Seaが有名だが、私はOCTOの物造りに対する信念を高く評価している。
ホルダー付きの付属コントローラーで流量を5段階に調整可能。
他にも色々できるようだが詳しくは知らん。
流量1で消費電力は実際10w程度。
レイシーの水中ポンプ「RSD-20A」と比較して、2/3の電力で同等以上の流量が出ている。
しかも無音だ。
流量最大まで上げてもポンプ自体からはマジで無音。
ちなみに流量5で消費電力25wになりシャワーパイプは高圧洗浄機並み。
これは90㎝プレコ水槽程度なら流量1か2でしか使わないだろう。
DCポンプはコントローラーで流量と消費電力を調節できる。
故にある程度スペックの高いものを購入してコントローラーで絞る使い方をする。
将来の買い替えも必要なく経済的。
VarioS2は流量1にして揚程1.9m.1450l/hを僅か10wで実現している。
一応、ダイヤルは5段階あり、スマホでもコントロールできるキットも用意されている。
モデル | ダイヤル | 最大揚程 (m) | 最大流量 (L/H) | 消費電力 (W) |
---|---|---|---|---|
VarioS2 | 1 | 1.9 | 1450 | 10 |
2 | 2.3 | 2000 | 14 | |
3 | 2.8 | 2200 | 16 | |
4 | 3.5 | 2600 | 20 | |
5 | 4.0 | 3000 | 25 |
DCポンプの耐久性
DCポンプはACポンプと違い超静音で超パワー&省電力。
然し、DCポンプはデメリットの一つとして耐久性が低いことが指摘されてきた。
ただこれは粗悪品の中華DCポンプの話。
現代は構造が改善され、確りしたメーカーのDCポンプの耐久性は飛躍的に高くなっている。
最近では5年保証のDCポンプも出てきたし、まともなDCポンプが壊れやすいということはない。
Amazon.comで中華DCポンプが買える。
然し、安価な粗悪品は有名メーカー品と比べたら必ず使用後に差が出る。
最先端のDCポンプはまだまだ発展途上なので、導入を検討している人は一流メーカー品を買った方がいい。
使える中華ポンプの見分け方は、保証の長さは勿論、公式HPがちゃんとしているか。
無名メーカーや規模が小さい会社ほど注意してほしい。
アクア用品は粗悪品が多い
現代は素人でも適当な中国の工場に発注して製品を作れる時代。
Amazon.comで見かける中華DCポンプのデザインがどれも似ているのはそのためである。
彼等は最初に有名メーカーのデザインをパクリ偽物を作る。
その後、別の人物がそれをコピーしてさらに作るを繰り返す。
こうして似たデザインの商品が増えていき、素人製造なので設計も考えてなければ安い材料の遣いまわしだ。
日本の中小企業にも多いのだが、粗悪品を適当に作って過剰に宣伝する。
当たり前の構造を当社オリジナルみたいな謳い文句で錯覚させる手法に騙されてはいけない。
REDSEAやOCTOが高価で手が出ないという人は下記2機種ならAmazonでもおすすめできる機種。
どちらも流量を自由に変化させて使用できる。
気になる可動音は無音と云ってもいい。
導入後
ぷぅ工房上部フィルター導入後。
当たり前だがメンテが凄く楽になった。
導入にコストが掛かったが、濾過は強化されメンテナンス性が高くなってランニングコストは下げれた。
何よりウールマットの交換が外部の時より断然楽。
VarioS2ポンプは自動洗浄機能があり、口径も太いので異物で詰まることがない。
ガンガン糞を噴いとっている。
ウールボックスの汚れ具合を目視で確認して、臨機応変にウールマットを交換するという管理に切り替えた。
正直、もっと早く導入すればよかったかもしれない。
上部フィルター本体正面には、カー用品のスモークフィルムを自分で貼った。
塩ビパイプは13Aで脱着しやすいようにニッケルで繋ぎ、ポンプまでは19mm/25mmのシリコンホースで接続。
そのうち異形ソケットでエルボかましてストレーナー下向きで設置するかも。
VarioS2標準付属の塩ビアダプターは25A。
オプションで13A/16A/20Aも用意されている。
標準付属のホースアダプタは20mm、25mmの2種類が入っている。
内径19mmか24mmのホースを使用可能。
次回は経過報告か新しい水流ポンプの記事でも書こうと思う。
コメントを残す