年末にスイカ60cmプレコ水槽にも照明が欲しくなって、フラットLED HL 600を買った。
過去にゼンスイのライトを買ったことがあるが、コトブキ工芸のLED照明は今回が初めて。
モノは楽天通販で買って1週間くらいで到着した。
早速、水槽に設置して点灯したりしてみた。
思えば水槽用の横長ライトを買うのは10年ぶり。
第一印象は綺麗だということ。
フラットLED600HLの特徴をみる
実際使用した感想として、先ずはフラットLED600HLの仕様と特徴を書いてみる。
薄くても剛性が高い
フラットLED600HLは本当に薄かった。
本体が薄いと、捻じれ剛性等の耐久性が非常に心配。
然し、このライトはアルミ製で剛性が高いので全く歪まない。
まるで日本刀が撓らないような剛性感。
アルミの質感が良くて薄いこともあり、外観も高級感がある。
造りが確りしている印象。
6パターンの点灯モードが選べる
このフラットLED600HLは6種類の点灯パターンが選べる。
LEDの光り方も綺麗で暗いとは感じない。
因みに、好きな点灯パターンで電源を落とせば、次回からそのパターンで点灯するという仕様で記憶機能がある。
これは便利。
中間スイッチがないので電源タップのスイッチで電源を落とすかコンセントを抜くかの必要がある。
Nature Whiteモード、Blueモード、Redモード、Blue・Redモード、White・Blueモード、White・Redモード)
アクアシーンに合わせて6種類の点灯パターンが選べる。
様々な照明パターンを演出できて面白い。
光り方を色々変えて怪しいスイカを激写したいものだ。
まあ、普段はNature Whiteモードしか使わないだろう。
タッチセンサーの反応がよい
フラットLED600HLはタッチセンサーで操作するのだが、そのタッチセンサーの反応が良い。
あまりにセンサーの反応が良すぎるため、誤爆で意図しない反応をする時がある。
まあ、私は電源タップで直接ON/OFFしているので気にならないが。
因みに今のところ勝手にスイッチが入ったり消えたりするような接触不良的な問題はない。
電源タップのスイッチで直接ON/OFFしているが、中間スイッチがあれば更に便利なライトだった。
私は下記のスイッチを買って間にかまそうと思う。
このような中間スイッチをかませると手元でON/OFFできるようになる。
ライトスタンドの安定感がない。
付属のライトスタンドはクリア素材でスタイリッシュ。
然し、スタンドとレールのクリアランスが緩すぎる。
簡単にスライドされてしまうのでスタンドの安定性は微妙だ。
フラットLED600HLは、スタンドの安定感がないことが最大の欠点。
例えば水槽の蓋を開けようとしてライト本体を動かそうとすると、スタンドが外れそうになったりするのだ。
これは慣れない人だと水没自己を招くので大変危険かもしれない。
この点が非常に惜しい。
取り付けが確り固定できてれば100点だった。
私が思うに、微妙なスタンドに関しては80点。
スタンドの緩さ対策として解決方法はある。
それは、ライトレールのクリアランスを詰める加工をすれば、スタンドの緩さを調整できる。
まあ、私の様にモデラーなら加工に造作もないが、一般人には難儀だろう。
かといって私も今回は加工しないで簡易対策で済ませた。
その内容は、撮影用のパーマセルテープをレールとスタンドの間に貼って滑り止めで対策している。
このテープは貼った跡も付かないし、半布テープで滑り止めに丁度良い。
ライトを点けてスイカ激写
せっかくだからライトを点けた状態でスイカを撮影。
然し、撮影中にスイカは逆さまになって寝ていた。
土管から無理やり引きずり出すのは可愛そうなので出てくるまで待った。
それから約1時間後、流木を爆食いしているスイカを激写する。
飼い慣らされたロイヤルプレコは明るいところでも出てくる。
最近入れた櫟の樹を綺麗に皮だけ剥がして食べていた。
久々の爆食いショット。
水槽に ライトを設置していれば、魚を撮影したいときにすぐ撮れる。
これからはスイカショットが撮れる機会が増えるだろう。
照明があると楽。
コトブキ フラットLEDHL600は買いか
コトブキ フラットLEDHL600は、中間スイッチがない事やスタンドがズレやすいという欠点はあるが、どの欠点も十分対策可能。
本格的な水草育成には物足りないだろうが、怪しい光も演出できるし、生体用のLEDライトとして非常にお勧めできる製品です。
プレコ用のライトを探している人は是非使ってね。
定格消費電力:14W、光束:1130lm.、色温度:9,200K 、演色性:Ra87。
ACアダプターで中間スイッチなし