今日は、プレコ水槽に入れる水中フィルターについて書こうと思う。
水槽周辺に場所を取る上部/外部フィルターは、時代遅れかもしれない。
まあ、アクアリウムの海外事情を見ていても、昨今はスポンジや水中フィルターがトレンドに感じる。
最近ではエーハイムやOASEが水中フィルターの新作を市場に投入してきているよね。
私がプレコ水槽に使う水中フィルターに特に求める機能は3つ。
- ディフューザー機能
- 生物ろ過機能
- 水流の強さ
水中フィルターにはカミハタとか水作とか色々ある。
だけど、殆どの水中フィルターは上の条件をクリアできていない。
私が目を付けたのもは、条件を満たしており新製品でもあるエーハイムとOASEの水中フィルターだ。
エーハイムは外部フィルターで有名。
同じドイツメーカーのOASEは高価な水槽な水槽内のオブジェを売っているというイメージ。
今回はこの両者の水中フィルターで悩んでいるので、考えていることを記事にします。
エーハイム アクア160の特徴
エーハイム アクア160の特徴を以下にまとめてみた。
●音が静かで流量調整もできる。
静かな水中モーターを使用しているので流量の調節ができ、音も静か。
まあ、水中フィルターなので当り前かもね。
静音性は無音とまではいかないが、ほぼ聞こえないみたい。
●排出口はディフューザーつき
水が出る排出口にディフューザー機能が標準でついている。
カミハタのリオみたいにチューブを取り付けてディフューザーとしても使える。
然し、気泡はエーハイムから出ている本格的なディフューザーには劣る。
また、別売の排水パーツセット(4009800)でシャワーパイプ等の接続も可能である。
●好きなろ材を入れれる
ろ材コンテナは縦型のトリプルボックス。
標準で付属してくるスポンジフィルターと活性炭を使いきったら独自のろ材を入れれる。
まあ、600円くらいで売っているので純正交換タイプのスポンジがお勧めだけど。
【仕様】
適合水槽:60cm(約60L)水槽以下
出力:AC100V・50/60Hz共通
定格消費電力:4.7W(50Hz)・4.2W(60Hz)
流量(可変式):210~440L/h(50Hz) ・240~480L/h(60Hz)
最大揚程:0.4m(50Hz)・0.5m(60Hz)
ろ過槽容量:約240ml
本体寸法(幅×奥行×高さ):66×66×209mm
本体重量 ※1:約350g(ディフューザー、キスゴム等含まず)
電源コード長:約1.8m
付属品:ディフューザー、エアチューブ、キスゴム×4個、ろ材ケース、フィルターケース×3個、ろ材(スポンジフィルター×3個、活性炭(アクティブ))
適用:淡水・海水両用、水中専用、屋内専用
OASE バイオプラス100の特徴
今度はOASEバイオプラス100の特徴を以下に纏めた。
●静音運転も魅力です。
無音の運転性能。
●ポンプユニットを水槽に取り付けたまま、フィルターユニットが取り外せます。
磁石でろ材ボックスの脱着が可能でメンテナンスが容易。
本体の吸盤がきついので、本体や水槽の壁を掃除するときは大変そう。
●水面の広範囲に拡散して水流を作れる。
流量を下げると本体サイドからもシャワー状に水流が出て拡散モードになる。
インペラーを保護する役目もあると思われる。
適合水槽:約45L水槽以下
出力:AC100V・50/60Hz共通
定格消費電力:4.3W (50Hz)・5.0W(60Hz)
流量(可変式):500L/h (50Hz)・580L/h (60Hz)
最大揚程:0.4m(50Hz)・0.5m(60Hz)
ろ過槽容量:約240ml
本体寸法(幅×奥行×高さ):120×110×270mm
本体重量 :約650g
電源コード長:約1.5m
付属品:ディフューザー、エアチューブ、キスゴム×4個、ろ材ケース、フィルターケース×3個、ろ材(スポンジフィルター×3個、活性炭(アクティブ))
適用:淡水・海水両用、水中専用、屋内専用
アクア160とバイオプラス100を比較してみる
アクア160とバイオプラス100のデメリットを考えてみた。
まず、ろ過能力はOASE バイオプラス100が飛び抜けているだろう。
ただ、自分は以下の点でエーハイムアクア160の方が優れていると思う。
まず、OASE バイオプラス100は全高27㎝と図体がでかい。
故に水槽の水位をかなり高くしないと排出口が水面以下にならない。
排出口を水面以下にしないと水の音がうるさいので、せっかくの静音性が台無しになる。
この問題は一般的な45㎝水槽だと高さが30㎝。
バイオプラス100は、水槽の高さが36㎝ある60㎝水槽以上に向いている。
この水位問題は1ランク下の劣化版バイオプラス50を使うと解決。(全高20㎝弱。)
アクア160は小型で全高20㎝弱で、横幅もバイオプラス100の半分。
小型なのでスペースに余裕ができる。
バイオプラスに採用されている青スポンジは耐久性が高く何度も使える。
エーハイムの白いスポンジは耐久性が低そうにみえる。
説明書にも2,3回洗ったら新品と交換って書いてあるくらいだ。
ただ、スポンジの搭載数が多いエーハイムの方が交互にスポンジをメンテできる。
それによってろ過バクテリアの数が減るデメリットを最小限に抑えれる。
両社ディフューザー付きなのは良いけれどね。
エーハイムはキスゴムも丁度良い感じで、メンテナンスもしやすいだろう。
バイオプラス50はスポンジが1個
OASE バイオプラス50って手もあるけれど、生物ろ過スポンジが1個なのがダメ。
以上のサイズとメンテを考えるとエーハイムがいいのかなって思う。
バイオプラス100買えば生物ろ過スポンジが2個。
それでメンテ時のバクテリア減少問題は回避できるけれどね。
エアレーションできる水中フィルターと云えば、GEXやカミハタも考えたんだけど。
GEXは嫌いだし、カミハタは振動がうるさいらしい。
それで水作やテトラは力不足。
エーハイムのパワーヘッド1212にプレフィルターを付けて使うというのもある。
というかスポンジフィルターを採用した水中フィルターが欲しい。
散々悩んで、買ったらまた報告します。
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