pH低下と硝酸塩で換水
先日charmで購入した水質検査キットで45㎝プレコ水槽の水質を計測した。
そしたら再び酸性に傾いていた。
pH6.1まで落ちていて、硝酸塩も50ppmを振り切っていた。
最近は3日に1回、5リッターの換水をしていたが、ろ材などいじって餌を調子に乗って与え過ぎていたのが原因と思われる。
水質は一旦調子を戻していたのだが、予測通りと云った感じ。
それで今日は20リッターの換水をした。
最近は日中の気温が高く、水槽の水温と水道水の温度が近いので温度合わせが楽です。
■換水前 水温27.5℃
pH 6.1/TDS80/NH3/NH4 0/NO2 0/NO3 50ppm
■20リッター換水後
pH 7.2/TDS 65/NO3 10ppmに安定。
Red Seaのアンモニア検査キットは測定範囲が広い分、ちょっとでもアンモニア反応すれば確りと検出される。
1回目の測定では土管近くのサンプル水を採取。
それで僅かにアンモニア反応があったが、これはサンプル水の採取場所の問題。
水槽の中で水質のムラがないフィルター吐出口前での測定では反応なし。
あまり敏感に反応し過ぎるのも考え物だと思った。
以降、水槽内の水の偏りが一番少ない吐出口からの水をサンプルとすることにした。
これは、市営プールの水質検査のサンプル集めと同じ要領だ。
まあ、結果を云えば今回の測定ではアンモニア濃度と亜硝酸は検出されないことになる。
pHが下がったかの基準だけなら水道水を校正すれば何とか測れるが、レポートとして記事にすることから確りと計測したいので校正液を使った。
ニッソーの校正液は精度が高く、開封後1年が賞味期限に設定されている。
約300回で寿命が来るpHモニターだけれど、うちのはそろそろ寿命が来そうで来ない。
校正液を買ったので、しばらく2週間に1回か怪しくなったら再校正して使います。
45cmプレコ水槽と硝酸塩の問題
アンモニア(NH3/NH4)と亜硝酸(NO2)は検出されなかったが、予測通り硝酸塩(NO3)が溜まっていた。
これはどの水槽でも同じで、水槽は立ち上がった後に硝酸塩の問題が起こる。
硝酸塩はサンゴや水草で気休め吸収できるが、プレコ飼育の場合はどれも現実的ではない。
大雑把に書くと、一般的には硝酸塩は淡水水槽で50ppm以上になると水替えのサインだと云われている。
海水の場合は話は別で、サンゴなどは限りなく硝酸塩は検出されないのが育成が望ましい。
45㎝プレコ水槽と60㎝プレコ水槽の硝酸塩濃度の測定。
因みに家の水道水は最初から硝酸塩が2ppm検出される。
何度水替えしても硝酸塩が減らない訳だ。
水道水の硝酸塩を取り除く方法の一つとして、マーフィードが硝酸塩を除去できる浄水器を販売している。
他に思いつくのはRO水の購入だが、コスト抜きでも硝酸塩の対策は水替えで対応していきたいと思う。
理由は淡水は海水より硝酸塩に対してはシビアではないというのが大きい。
さらに付け加えると、浄水器で楽すると逆に飼育意識が軽くなるから。
上手く説明できないが、人間がスマホを手に入れてから脳が退化したような感じと同じ理由に近いかも。
今回の20リッターの換水で硝酸塩濃度は50ppmから10ppmに減った。
ミズタマンの様子
現在のミズタマンの様子。
20リッター水替えして疲れていると思うので、今日は土管から出さないで撮影した。
それにしても最近のミズタマンは色ノリがよい。
プレコって寝ているときとか体表が白くなるけれど、ミズタマンは安定して黒い。
体系は細すぎず太すぎずイイ感じで、柄も綺麗だ。
特にスーパーブラックドラゴンスタークラウンプレコの艶消しスウェードみたいな体表は素晴らしいと思う。
触るとザラザラしていて、とても力強い。
体表には棘もあって、素手で触るとちょっと痛い。
小さい土管の時に何度か土管にめり込んだまま泳いだりしているので、実際に力も強いのだろう。
こんなのに回転竜巻攻撃されたら、他の魚はタマッタものじゃないだろう。
私が近づくと土管の中から出たり入ったり繰り返すので、餌が欲しいのか。
でも人間に対しては臆病な性格なので基本隠れてます。
餌はボトムズ2粒を1日2回、合計ボトムズ4粒くらいを基本としている。
1日3回になる時もあるし1日1回だけの時もたまにある。
でも毎日基本ボトムズ4粒だ。(たまに2粒とかになるけれど)
ある程度太った魚も好きだけれど、人間と同じで健康は小食がよい。
だがしかし、餌を食べている姿が好きなので餌をやり過ぎてしまう。
撮影したので餌を1粒投入した。
この後、無事に餌を食べていた。
ミズタマンに与えているのはメインはキョーリンのボトムズ。
たまにグロウFとかひかりクレストプレコとかも与えている。
取り敢えずは45㎝プレコ水槽は毎日5リッター換水を続けてみようと思う。
週に1回は20リッター換水を心掛けたい。
それで細かいデータが集まったらレポートを7月に出します。
今月2回ミズタマンレポートが入ってしまったが、次こそは30cmプレコ水槽レポートとなりそうです。(水槽はもう完成しており、生体移動と撮影だけの状態。)
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