created by Rinker
¥3,300 (2024/12/22 09:10:16時点 Amazon調べ-詳細)

エーハイム バイオパワー2412を買った。

エーハイム バイオパワー 2412

今日は、エーハイムのバイオパワー2412という水中フィルターの記事を書きます。

以前、エーハイムかOASEの水中ポンプを買おうか悩んでいた記事を書いた。
私は悩んだ挙句に、エーハイム製を買いました。

ただ、エーハイム製と云っても新型のアクア160ではない。
私が購入したのは、バイオパワー2412という旧型の水中フィルターだ。

今回は、この水中フィルターの特徴から実際にセットアップした内容を報告したい。

エーハイム バイオパワー2412という水中フィルター

先ずは、エーハイムのバイオパワー2412という水中フィルターの特徴を書きたい。
以前の記事だと新製品で迷っているようなことを書いたけれど、色々考えてコレにしました。
要は新型より旧型の方が性能が良いと判断したわけです。

その理由は以下3つ。

  • 優れたシステムと流量、消費電力のバランスがいい
  • ろ過能力に優れる
  • メンテナンス性が最強
エーハイム バイオパワー 2412
エーハイム バイオパワー2412 60Hz ちなみに3,000円で買った。

優れた流量と消費電力のバランスが素晴らしい

エーハイム バイオパワーは、ヘッドの下に濾材コンテナを連結させる方式の水中フィルターだ。
一番下のコンテナから順に上に向かって給水される仕組み。
一番下のコンテナはサイドから給水される。

は横から給水して飼育水をくみ上げる。

これにより効率的な水の流れを実現している。

エーハイムバイオパワー
エーハイム バイオパワー2412のシステム

同社2213等のパワーフィルターと同じ原理。
水中内に設置する外部フィルターと思っていいだろう。

吐出口に付けるディフューザーとシャワーパイプが付属している。
私はプレコ水槽でエアレーションも兼ねて水流を作りたいのでフィルターにはディフューザーを使う。
これでエアレーション、水流、ろ過の3つが実現できる。

気になる消費電力は西日本で5w程度。
流量640/h 5Wというのは凄いと思う。
流量が強すぎる場合は調整用のツマミで240/hに落とせる他、ろ材コンテナの中身でも調整できる。

ちなみにポンプの作動音は静かで振動も殆ど無い。
うちは全開で使いたいけれど。

新型のアクア160やOASEバイオパワー100、カミハタのRIO系より優れると判断しました。

ろ過能力に優れる

多くの海外アクアリスト達の間でもバイオパワーの優れたろ過能力が実証されている。
まあ、殆ど外部フィルターなので当たり前だが。

バイオパワーはシステム自体カスタマイズ性が高い。
ろ材コンテナの数と中身を自在に変更できる。
好きなろ材を入れることができるので物理と生物ろ過を安定して行える。

モーターヘッドのスポンジを使い終わったらウールマットを切り抜いて入れようと思う。
最下層も専用品を使わなくてもウールマットを切って入れても良いと思う。

因みに中層には付属していたサブストは使わず、1段目は上部フィルターで使用中のサブストを入れ、もう1段の中段には次世代のろ材「キャビティ」を入れた。

キャビティ ろ材
ウォーターエンジニアリング キャビティ Cavity

サブストより効率的と噂されるキャビティという濾材。
水族館や海外の熱帯魚飼育でポピュラーなろ材だ。
材質は軟質ビニールっぽくて柔らかい。

優れたメンテナンス性

このエーハイム2412に決めた最大の理由は、何と云っても優れたメンテナンス性。
メンテナンスは引っ掛けてあるホルダーから本体を持ち上げるだけで取り外せる。
これは新型のアクア160やOASEバイオプラスよりも優れたメンテナンス性を誇る。

エーハイム バイオパワー 2412

水槽から水中フィルター本体を持ち上げるだけで取り外せるというのは、エーハイム バイオパワーだけ。

エーハイムバイオパワー2412
仕様前に軽く水洗いして組み立てた。

水槽側に付けるホルダーは吸盤3個を使うが、テストなので今回は2個でセットアップ。
他のエーハイム製 外部フィルターに使う吸盤を利用できる。

実際の使用感を動画で検証

エーハイム バイオパワー2412を実際にミズタマンが生息する45㎝プレコ水槽にセットアップしてみた。
それで水流全開の様子を動画に撮りました。

45㎝水槽で水流全開でコンナ感じ。クリックで再生。

640/hは45㎝水槽には強すぎるイメージだったが、プレコの場合土管にも避難できるし大丈夫らしい。
水流の向きは自由に角度調節できるし、エアーホースを長くすれば水槽の底にも設置可能

因みに次回のレポートで紹介するが、新しくなった土管。
水流と土管のコンボでミズタマンが嬉しそうに見えた。

土管の中から此方を見ている。

ここまで非常に素晴らしい水中フィルターだったが、問題点が一つ浮上した。
それは高さ30㎝の45㎝水槽でギリギリ蓋が閉まるといった感じ。

高さ36㎝の一般的な60㎝スタンダード水槽なら丁度良い感じだろう。

まあ、この問題はろ材コンテナを一段減らして高さを短くして解決できる。
然し、ろ材コンテナの中身を交互に交換するインターバルシステムを導入したいので、中段は2段欲しいところ。

バイオパワー
強烈な水流

以上、エーハイム バイオパワー2412の簡単なレビューでした。

この水中フィルターを使う水槽は、取り敢えずミズタマンの45㎝プレコ水槽に使おうと思う。

こんなに優れた水中フィルターなのに国内では入手性が悪く、下手したら絶版アナウンス。
気になる人は早めに購入した方が良いかも知れない。