created by Rinker
¥3,300 (2024/11/21 21:19:03時点 Amazon調べ-詳細)

プレコレポート 2022/01 60㎝プレコ水槽 Kの血統

ロイヤルプレコ
ロイヤルプレコ

撤去する予定だった60㎝プレコ水槽。
然し、現在この水槽はスイカ水槽となってしまった。

本来、スイカ(ロイヤルプレコ)を90㎝プレコ水槽を入れる予定だった。
然しこの魚、愛嬌こそあるのだが、他のトリム系プレコ達とは習性が違い過ぎる。
それは流木をあっという間に食べつくして1匹で10匹分の糞の量があるということ。

流石にそれは単独飼育で専用の流木を与えて専用のメンテで分けないと管理が混乱する。
以上の理由で一旦スイカを新90cmプレコ水槽へ移さずに別水槽で待機させることにした。

上部フィルターで糞を吸い取るシステムを45㎝水槽で試すことも考えたが、実は訳アリで同居魚も入れることになったので広い60㎝水槽になった。

まあ、そんな訳で60㎝プレコ水槽を限定的に残すことに。
ミズタマン専用の45cmプレコ水槽のように、新たにスイカ専用の60㎝プレコ水槽が誕生したのだ。

キチガイ食糞コンビ

この水槽の相棒はマーブルグラミー
この魚もかなりのキチガイ魚で、30㎝水槽の時にラミーノーズテトラ3匹を追跡者となって殺害している。(オトシンクルスは避難させたので無事)
自分より小さい魚は何でも襲うハンターだ。
因みに我が家ではストーカーと呼んでいる。

ただ、この60㎝プレコ水槽ではスイカに対して追跡や攻撃はしない。
プレコは体格差があり過ぎると喧嘩をしないことがあるが、グラミーは同じ大きさの魚だと追跡しない習性らしい。
まあ、一度だけ混泳初日にグラミーがスイカの餌を奪おうとしてスイカに体当たりされて吹っ飛んでいたのを見たが。

この水槽ではスイカが物凄い勢いで餌を食べて糞をして、その糞をマーブルグラミーとスイカが食べつくす。
まさに自給自足と云うべきか。
キチガイのK、Kの血統。キチガイ食糞コンビである。

だがしかし、流石に流木のカス糞は食べないので、流木のカス糞だけが水槽に溜まっていく。
世の中というのは都合よくはいかないのだ。

大好きなゴーストウッド(約20㎝)を2本入れて流木も安心。
一日でシーチキンの缶詰の空き缶1つくらいの糞をする。

スイカのせいで60㎝水槽へ入れていた45cmゴーストウッドが細くなった。
そのカンナで磨いたような食いかけの細いゴーストウッドは90㎝水槽へ移行した。

流木の糞は水質を汚さないのか

この60㎝プレコ水槽は糞水槽と云えるくらい糞で汚れる。
然しアンモニアと亜硝酸は全く出てない。
確かに濾過機(エーハイム2213)の中身は青スポンジと余っているサブスト&パワーハウス&ゼオライトで満タン。
それ等は45㎝水槽で使っていた濾材をそのまま持ってきている。
故にこの水槽はアンモニアと亜硝酸は0で、硝酸塩が多少蓄積されて水質は安定している。

野生のロイヤルプレコは虫とかも食べるらしいのだが、基本は四六時中、流木ばかり食べているらしい。
人間でも木を食べる人が中東とかに居るのだが、それと同じだろうか。

野生のロイヤルプレコは流木の中や流木の糞の中に産卵するらしい。
YouTubeなどでも野生のロイヤルプレコが流木の中から大量に出てくる動画がある。
流木を食べた後の糞は、元は木なので取り除かなくても水を汚さないのかも知れない。
もしかしたらロイヤルプレコの産卵と繁殖は、水槽の掃除をしないことに関係しているのかも知れない。

ロイヤルプレコは激流で大きくなる

ロイヤルプレコは激流で大きくなると云われている。
この水槽の設備はエーハイム2213にスポンジフィルターで濾過。
エアレーションはデュフェーザーにエアーストーンで行っている。
肝心の水流は先日記事にしたサーキュレーターを使用して激流にしている。
ロイヤルプレコに激流は必須であり、水槽環境では成長しないロイヤルも激流で多少は成長するそうだ。
余裕があれば今後は殺菌灯も入れたいが、まずは飼育数が多い90㎝水槽の方が苔の関係で殺菌灯が必要になるだろうか。

スイカの一日のサイクルは木を食べて糞をして寝る。
これに尽きる。
飼い主からすれば高価な流木を食いやがってオマケに糞の山だ。
非常に手を焼く魚である。
然し、土管の中で横になって爆睡しているのをみると可愛いもので愛を感じる。
こうなると水槽を軽く叩くくらいでは起きない。

スイカの運命

ロイヤルプレコ

取り敢えずスイカの行き先が今後どうなるのか検討中。
このまま単独飼育になるか90㎝水槽へ移すか。
単独飼育なら60㎝ではなくて、45㎝水槽当りに上部フィルターで糞対策してみたいとも思っている。
ただ、90㎝水槽は底砂を敷く予定なのでメンテナンスを考慮するとスイカを入れたくはない。
あまり食べて欲しくない良い形の流木も入っているから。
まあ、それらは今後のレポートで報告していこうと思っている。