先日、プレコ水槽に入れるレイアウト用の石を買った。
プレコなどの熱帯魚に興味がない人は、「石にお金を払う」という行為は理解できないだろう。
きっと「何て無駄な金の使い方をするんだろう」と思う。
だがしかし、熱帯魚にとって石とは、人間にとっては家具のような存在である。
我が家でも「流木と底砂だけでは納得がいかない」とスイカが要求してきたので石を買うことにした。
石を買う理由
素人は、その辺の川に落ちている石を拾って入れてもいいと思うだろう。
だが、石の成分とか不明だし魚が病気にならないか心配。
水質が変にアルカリ性に傾くとか放射能とか農薬が怖いので。
それにデザイン性が良い「形の良い石」は中々落ちていない。
だからこそ、プロは金を払ってアクアショップから石を買うのだ。
石を入れる理由
アマゾン川や南米の熱帯雨林で生息するプレコは、流木以外に川底の石の間とかにも隠れている。
そこで色々な石を買って水槽に入れると、飼育下でもプレコは石の陰に隠れたりする。
流木と違って石は、強い激流の壁になって魚が休める住みかとしても使える。
また、水流をブロックして底砂の巻き上げ防止にもなる。
水質が変化する
石によって酸性やアルカリ性に水質が変化する。
中には水質にあまり影響がない石として売られているものもあるが、基本的に全ての石は水質が変化する。
特に硬度が上昇して軟水から硬水寄りになることもあるので、弱酸性の軟水が適していると云われるプレコには要注意したい。
補足として基本的に多くの石はアルカリ性質だが、木の化石である木化石や紅木化石などは酸性質だといわれている。
ただ、木化石でもアルカリになったり硬度が上がるものもあるので注意が必要。
重要なことは水槽に入れる前に、石を1週間くらい水に漬けてフィルターを回して水流を当て続ける。
そうすることで石の成分が分解されて水質変化の正確なデータが取れる。
レイアウトの注意事項
石でレイアウトする場合の注意点は、石が崩れて崩落事故でプレコが怪我をしたりしないように組むことだ。
また、水槽のガラスが割れないように設置すること。
水槽のガラスに打つからない距離を開ける、底砂を敷いた上に設置するなど。
ベアタンクに入れる場合、ウールマットを下敷きにすると安心かもね。
買った石を紹介
撮影の都合上、若干白飛びしている。
実物はサンプルのように、もう少し黒い。
忘れちゃいけないのが、買った石はタワシで洗って使う。
90cmプレコ水槽用に白流石を買いました
90㎝プレコ水槽に入れる石は、アルカリに傾くのが嫌なので、水質にあまり影響がない白流石(はくりゅうせき)をチョイスした。
酸性の木化石(ぼっかせき)でも良かったのだが、レイアウトイメージの問題で黒っぽい石を選んだ。
私は10年ほどチャーム通販を利用しているが、希望を確りと伝えれば形状お任せで外れたことが一度もない。
ちゃんと選別して送ってくれているようで、スタッフの選ぶセンスがいい。
この辺が魚が好きな専門のスタッフが勤務している会社だとうことを感じさせる。
ホームセンターの店員に、支配者層の奴隷としてタダ働かされている社畜とは訳が違うのだろう。
希望を伝えても変なものを送り付けられた人は、コミュニケーション能力を磨こう。
特に日本の学力の低下が昔から指摘されてきたように語意力や読解力がない日本人が多い。
注意すべきは、やたら顔文字や絵文字を付けたり「こんにちは」を「こんにちわ」と書くのはとてもナンセンスだ。
まあ、mチャームが優秀なのか雇われているスタッフが優秀なのか、ただ云えることは本店とYahoo!店の流木/石が担当の人は良心的でセンスがいい。(2022年2月時点)
プレコ石まとめ
話がそれたが、今回の石に関する記事のまとめは以下だ。
- プレコにとって石は家財道具
- 拾った石は怪しいし危険
- 石を買う理由は、ある程度の成分や品質が保証できて形もカッコいい
- 買った石でも使う前に成分を検査する
- 通販で石を買うときは希望をちゃんと伝えよう
流木と底砂だけでもワクワクするけれど、石が1個でもあるとイイ感じになるのがプレコ水槽なのだ。
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